第15回 2023年3月18日(土)の学習会のお知らせ 投稿者: sonobe.masato
3月 6, 2023 地球環境や自然環境が適切に保全され、将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が求められる時代となり、あらゆる面で持続可能性が強く問われている。2025年に開催される大阪・関西万博においても、「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives」がテーマとなり、SDGs達成、SDGs+beyondへの飛躍の機会、Society5.0実現に向けた実証の機会などが、開催の意義として謳われている。観光分野の視点からも、持続可能な観光地づくりを前提にウェルビーイング視点が求められ、これがまちづくりとしても受け止められるようになってきた。ここには健康教育士の知見や技術が求められているので報告する。
第14回 学習会のご報告 投稿者: sonobe.masato
3月 6, 2023 準備中
第14回 2023年2月18日(土)の学習会のお知らせ 投稿者: sonobe.masato
3月 2, 2023 今回は、健康教育士養成に必須の健康教育を学習するにあたっては、健康に関する実践・実体験を取り扱うことの必要性について情報交流をしたいと思います。メディアや報道の社会的問題の解説や分析、解決、政策が役に立ったのであろうか?Health Education & Health promotionの理論にあてはめることや考察するのは大学生の講義や研究の素材にはなるだろうが、人々の実践力には繋がらない。個と家族や友人との生活からの学びや助け合いが、誰か(自分)の役に立ったという実践・実体験こそが健康教育として語り継がれると思います。84歳を迎え、今後やりたいことは、「”養護”実践」の体験談と人を介して再現する場合の配慮、若い脳のウェルビーイングのための生き方や人間関係、国際的視野でのSDG’s の推進等です。特に、18歳を対象にした講義「100歳を健康長寿に迎える」(必修2単位)を計画しており、どのように展開すればよいかについて話し合いたいです。
第13回 学習会のご報告 投稿者: sonobe.masato
3月 2, 2023 セルフマネジメント支援とは、老いても病を持っても、自分らしい生活をするため、自分らしく生きるため、自分らしく生活を楽しむための援助です。健康教育士としては、健康を病気のアンチテーゼとして捉えるのではなく、多面的にとらえる力が必要になります。講師の安酸は看護を専門としておりますので、セルフマネジメント支援によって患者さんが自己効力感を高め、エンパワメントすることを目指して、看護学生や看護師を対象にセルフマネジメント支援について教えてきました。今回は、看護以外の方々にも参加していただき、セルフマネジメント支援について一緒に考える機会ができ、嬉しく思っています。感想として、「理論から実践へ導いて頂きとてもよく理解できました。しかし、実際は、なかなかこの様にうまくいかないですね。」とご意見をいただきました。まさにそれこそが現実だと考えております。だからこそ、実践を大切にしたい研究者としては、理論と実践の橋渡しをする概念や方法論の追求をしていく必要があるなと改めて感じることが出来ました。
第13回 2023年1月21日(土)の学習会のお知らせ 投稿者: sonobe.masato
1月 17, 2023 65歳以上の高齢者人口は2035年には33.7%と実に3人に1人が高齢者という超高齢社会に突入します。超高齢社会では、老いても病があっても、自立して生活できる時間を長くすることが必要となり、一人一人の「セルフマネジメント能力」を高める支援がますます重要になってくると考えております。老いても病を持っても、自分らしい生活をするため、自分らしく生きるため、自分らしく生活を楽しむための援助をするのがセルフマネジメント支援です。私は、セルフマネジメント支援を「症状マネジメント」「データマネジメント」「ストレスマネジメント」に分けて、提唱しています。今回は、糖尿病患者さんに対する具体例をもとに一緒に考えてみたいと思います。セルフマネジメント支援によって患者さんが自己効力感を高め、エンパワメントすることを目指しています。
第12回 学習会のご報告 投稿者: sonobe.masato
1月 17, 2023 健康教育士の資質能力として、コロナ禍で再熱され始めた心の健康問題に対応できるライフスキル(心理的社会的技能)の習得が求められている。これまでの我々の調査において、学校現場で上位を占めた意志決定、ストレス対処、自己表現の各スキルを学習会で取り上げてきた。今回はそれらの基盤となる自己認識スキル(自分を深く省みて自分の感情や考えをよく知り調整できる技能)に視点をあてた。内容としては、ライフスキルのPlan-Do-Seeの基本的形成過程に基づいて構成した。Planでは「自己認識スキルを高める意義と理論的背景」を、Doでは「自己認識スキルの形成の仕方」について、構造分析・エゴグラム、自我の基本的な4つの構え、自己認識とセルフエスティームとの関連、自己認識の4構成要素(心理的、行動的、社会的、身体的自己)、ジョハリの4つの窓を、Seeでは自己認識スキル形成の評価について、ワークシートの分析、エゴグラムの分析、文章完成法、セルフエスティームの評価を学習した。特にエゴグラム、ジョハリの窓についてはワークシートを用いた演習を行った。参加者からは、ジョハリの窓のワークシートについて、①自分も他人も誰もわからない「暗黙の窓」をどのように活用したらよいかの質問があり、将来の夢や希望を探り実現するように支援したらよいと説明をした。また、②4つの窓の自己概念の4構成要素別にどんなことを質問すればよいのかの質問に対しては、文章完成法を活用して,その記述内容を4構成要素別に分けるとよいと説明した。自己認識形成の教材開発の意義、作成・活用・評価の仕方について、具体的に参加者の認識を深める良い機会となった。