第8回 学習会のご報告

第8回学習会は、複雑化する社会における問題解決方法を考えることを目標とし、講義及び演習が実施された。講義では、従来の絶対解のある「単純な問題」の解決方法ではなく、現代社会のニーズの多様化等による、絶対解のない「複雑な問題」の解決方法を探求することで理解を進めた。これらを踏まえて、ポジティブアプローチの必要性、氷山モデルの「構造」への着目、ループ図(構造を「見える化」するツール)の概念理解と演習を実施した。特にループ図の演習では、近年の新型コロナ問題を題材とし、対策例を検討、健康教育士の活動について考える機会を得た。複雑難解な内容にも拘わらず、丁寧で分かり易い、有意義な講義であった。

投稿者:事務局 投稿日時: