第9回 学習会のご報告

ヘルスリテラシー教育の現状と課題を,学校保健の取り組みから,地域保健や職域保健への繋がりを考える内容で演習を行いました。
第1部は,保健教育におけるヘルスリテラシー教育の意義と目的についてと,ヘルスリテラシー教育の現状と課題についての小ワーク,第2部では,地域保健・職域保健におけるヘルスリテラシー教育の構想と題しワークショップをグループに分かれて行い,情報集方法やSNSからの観点,コミュニケーションからの収集の必要性など,活発な意見交換が行われました。

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学習会のお知らせ

第9回9月17日(土)の学習会のお知らせ

 科学や医学の著しい発展と情報化や国際化など社会構造の変化により、国民が入手すべ健康に関する知識は、常に新しく更新され続けています。
 また、一般の人が手軽に入手できる健康情報は、インターネットを中心に溢れており、その中には意図的に操作されバイアスがかけられた情報を見かけることが多々あります。そのため学校教育におけるヘルスリテラシーの育成は喫緊の課題となっており、新しい学習指導要領では、保健教育で育成すべき資質や能力として「ヘルスリテラシー」に関連する情報活用力や課題解決力が重視されるようになりました。
 ヘルスリテラシーの視点を組み込んだ中・高等学校の保健授業を紹介しながら、地域保健や職域保健へとどのように繋げていくことが必要なのか、議論していただければと思います。

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第8回 学習会のご報告

第8回学習会は、複雑化する社会における問題解決方法を考えることを目標とし、講義及び演習が実施された。講義では、従来の絶対解のある「単純な問題」の解決方法ではなく、現代社会のニーズの多様化等による、絶対解のない「複雑な問題」の解決方法を探求することで理解を進めた。これらを踏まえて、ポジティブアプローチの必要性、氷山モデルの「構造」への着目、ループ図(構造を「見える化」するツール)の概念理解と演習を実施した。特にループ図の演習では、近年の新型コロナ問題を題材とし、対策例を検討、健康教育士の活動について考える機会を得た。複雑難解な内容にも拘わらず、丁寧で分かり易い、有意義な講義であった。

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第8回8月20日(土)の学習会のお知らせ

コロナ禍に伴う生活様式の変化は、運動不足やメンタルダメージを引き起こす結果となりました。自分を取り巻く人々や環境の変化に対してうまく対処できないことが要因として挙げられますが、このような日常生活における要求や問題に対して適応的かつ建設的に行動できる心理的社会的能力(ライフスキル)が健康増進の上で重要な役割を果たすと言われています。今回は、ライフスキルの中でも、日常生活のあらゆる場面で有用な“問題解決スキル”をテーマに、複雑な問題に対する解決方法について探究する。

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第7回学習会開催のご報告

行動変容理論を種類や歴史等から概観し,健康教育分野とそれ以外に分けて実践的活用方法をわかりやすく紹介しました。これらを踏まえて,行動変容が必要な4つの事例課題に対し,学習理論,社会的認知理論,ソーシャルサポート,ライフスキル等,それぞれに紐づけて紹介しました。
グループワークでは,自治体のがん検診受診率向上施策について,ソーシャルマーケティングの視点から討論する演習を行いました。

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第7回7月16日(土)の学習会のお知らせ

 “快適な生活”を求める上で「健康であること」の必要性は誰もが知るところです。しかしながら、生活習慣病やメンタルヘルスといった健康問題が依然として解消しないことが示している通り、健康であることの必要性を分かっていても、健康行動を起こせないのが実情です。知っていることと行動することとの間には大きな乖離があり、知識の獲得だけでは必ずしも健康行動を促すには至りません。このような背景をもとに、幾つもの行動変容理論が研究されてきました。これらの理論を駆使することによって、健康行動への変容を促進することが可能となります。今回は、演習を通じて、代表的な行動変容理論を学んでいきたいと思います。

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第5回学習会開催のご報告

ヘルスプロモーションの目的を効果的に達成するためには、企画づくりが不可欠です。そのための科学的なプラニングはどのようにすれば良いでしょうか。ヘルスプロモーションの計画モデルとして、「人々の行動に影響を与える7つの要因」を分析しながら計画づくりを可能にするプリシード・プロシードモデル(PPM)について解説いたします。0
第2部では、実際の課題をベースにPPMを活用した計画づくりの演習を行いたいと思います。

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第5回5月21日(土)の学習会のお知らせ

【JHEO】NPO法人健康教育士養成機構の2022年度スキルアップ学習会のご案内です。ヘルスプロモーションの計画モデル
として、「人々の行動に影響を与える7つの要因」を分析しながら計画づくりを可能にするプリシード・プロシードモデル(PPM)について解説いたします。

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第4回学習会開催のご報告

地球環境劣化,未曾有の高齢化,2030年のゴールまであと8年しかないSDGs,まだ出口が見えないコロナ禍,ウクライナでの戦争などを振返ると,世界全体も健康教育も,余裕の無い状況にあります.これを乗り越える方向として「効率化,正しい知識,行動変容(正しい行動を身につけさせる)」の三点が様々な場面で重視されています.しかしこの方向を追及すると,私たち人間は,より狭い,おおらかさを欠いた世界に,進んでしまうかもしれません。そこで今回は、一歩立ち止まり,よりおおらかな,手で考え学ぶポリフォニーの健康教育の可能性についてお話しします。

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